Bland Street Bloom by SikTh

タバコって、よく考えてみれば凄まじく奇妙な商品だと思いませんか。

今テーブルの上にあったパーラメント(無論ふぁじーのに非ず)のパッケージには「喫煙は、あなたにとって脳卒中の危険性を高めます。疫学的な推計によると、喫煙者は脳卒中により死亡する危険性が非喫煙者に比べて約1.7倍高くなります(原文ママ)」と書いてある。

要するに「コレ吸ってたらあんた早死にしますよ」っていうことでしょ。

しかもそんな政府公認の麻薬みたいなものを堂々と街中の至る所に、きょうび幼稚園児でも買えてしまいそうな状況下で散乱させやがっている。

喫煙者はこの異常な事態に気が付いてないのでしょうか。ふぁじーならずとも、非喫煙者の人なら多からず少なからず同じことを思っているはず。

「ンなもんわかってて吸ってんだよこっちは」という喫煙者の声が聞こえてきますが、もはや乾いた苦笑いしか出てきません。

タバコ値上げは大賛成です。アホの子はいくら値上がりしても買うでしょうけど、



あーもう、KALMAHの"Heroes to Us"を聴いていたらどうでもよくなってきた。死にたいやつは死にやがれ。

再レビューすんぞ再レビュー!



"They Will Return"と"The Black Waltz"というド名盤に挟まれているので、可哀想な扱いを受けがちな"Swampsong"ですが何をおっしゃいますか、どこを切ってもKALMAH節炸裂の超良銀板ですよ。それどころかKALMAHらしいメロディはこのアルバムが一番秀でてるんじゃないでしょうか。

#1"Heroes to Us"は初期~中期のKALMAHを代表する名曲とさえ言える。物悲しいリードの響きをともなってドッシリと進行するパートが終わると、勢いのあるツーバスに乗せて2本のギターが喚く喚く。その後のリードギターの、眩い光を放つ激流の如きメロディなんて今のKALMAHじゃあまり聴けない。感涙ものです。蛇足な箇所が無くも無いような気がしますが、メロディの嵐で全部許せちゃう名曲。

#2"Burbot's Revenge"はシットリしたメロディを聴かせる落ち着いた曲。名手Passi Hilturaの腕が光ります。所々でブラストビートを聴かせてくれたり、一瞬だけテンポチェンジしたりと展開でも魅せてくれる。どうでもいいですが、Burbot(バーボット)というのは体長1m近くまで成長するらしいタラ科の淡水魚のこと。彼ららしいタイトルだと思える。

更にどうでもいいが、KALMAHの前身バンドであるANCESTORというバンドのデモアルバムには"Under the Burbot's Nest"というタイトルのものがある。何か思い入れがあるのだろうか。

#3"Cloned Insanity"も序盤からKALMAHらしいメロディと跳ねるような軽快なテンポで突き進む良曲。BaのLethe君もここぞとばかりにベースリードを披露しちゃってくれたり。ちょっと書くのが遅れたが、ベースラインがビゴンビゴンと唸りを上げるこのアルバムはBaの貢献度がかなり高い。

KALMAHのアルバムに必ず1曲は入ってるスローテンポなワルツ曲#4"The Third, The Magical"はそこまで好きじゃないのですが、サビでのメロディを乗せて歌い上げる重厚なコーラスは新境地。

フィンランドの寒空に光り輝くかの如きメロディがズガズガと突き進むブラストビートに乗るイントロで幕を開ける#5"Bird of Ill Omen"はかなり好きな曲。疾走パートのトレモロリフが効果的過ぎて涙ぐんだ目で思わず天を仰いだりする。

前曲の興奮醒めやらぬ内に続く#6"Doubtful About It All"も涙腺を絞りに絞られる泣きチューン。ラスト30秒は涙無しには聴けない。

それにしても、Passiの素晴らしいメロディセンスには恐れ入る。Keyの使い方は現KeyのMarco Sneckには劣る(というかふぁじー好み)が、音色の選択の良さは神懸り的としか言い様が無い。

そしてここにきて更に更にの超名曲#7"Tordah"で大抵のリスナーは放心状態に陥るはず。コレを聴いた日からはことあるごとに「トルダーッ!」と叫んでしまうこと間違いなし。

#8"Man With Mystery"もツーバスダシダシで元気よく突っ走るダメ押しの一曲。言うこと無し。恐れ入りました。

#9"Moon of My Nights"は前作"They Will Return"の"My Nation"に相当する、ミドルテンポで進行するエンディング/アウトロ的な曲。ダミ声でメロディを追う歌唱は今までのKALMAHにはなかったもの。

隠れた名盤というのはこういうものを言うのだろう。ファンは当然だが、KALMAHを聴いたことが無いという人には"They Will Return"と合わせてオススメできる逸品です。
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by final-resistance | 2010-02-26 22:16 | Comments(0)

一生一緒にデスメタル。


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