(Per)Version Of A Truth by MUDVAYNE

まさか今更になって聴くとは思わなかった。



所謂オルタナティヴ・ロック、モダン・ヘヴィネス、ニューメタル、ラウドロックと呼ばれる類のブームが全世界を文字通り圧巻し、多種多様、玉石混交なバンドが群雄割拠していた時代だった。

KORN、LIMPBIZKIT、RAGE AGAINST THE MACHINE、MARILYN MANSON、SlipknoT、STAIND、DEFTONES、LINKIN PARK、HOOBUS TANK、SYSTEM OF A DOWN、TOOL、PAPA ROACH、DISTURBED、、、etc

名前を挙げるだけで懐かしくなるバンドの中で、特に異彩を放っていたのがMUDVAYNEというバンドだった。

ダークで激しい曲にメロディを織り交ぜるスタイルこそ一緒だが、明らかにその他のワン・オブ・ゼムとは演奏力が違っていた(あと見た目も)。

突き刺すようなえげつないシャウトとほんの少しカビ臭さを感じさせる湿ったクリーンを使うボーカルスタイルにまず耳にいく。が、やはり特筆すべきは躍動するという言葉がピッタリなベースラインだろう。これはまさに衝撃だった。ギターより先にベースを反射的に聴いちゃうバンドなんてそうそういない。

そんじょそこらの激しいだけのデスメタルなんか話にならないほどのテクニックを持ち、ツーバスまでビシっと叩き込むドラムなんて巧すぎてリズムだけ聴いてもお腹いっぱいになるくらいだった。この三者に圧倒されすぎてギターがちょっと目立たない可哀想な役柄だったが、十分に活躍していたとは思う。

ふぁじーは"The end all Things to come"しかもっていなかったが、これ一枚を聴けば彼らがラウドロックバンドではなく、れっきとしたヘヴィ・メタルバンドであることがわかるだろう(余談だがこのアルバムの日本盤のタイトルがクソダサかった。今でも時々パジャソ君との間でネタになる)。

歌詞についても触れねばなるまい。ここまでくるとほとんどインテリジェントなデスメタルの領域である。

Mother of creation, wait!
Embrace the souls of the lost world, carry them away.
Darkness, negative, receptive.
Pour firmament between our waters, separate the space.
Mother of destruction, wait!
With a belt of skulls, strap me down and send the ship away!
Progress with the process!
Mine the souls from their casts, pour, form, and reshape!
(from "Mercy,Severity")

一部を除く上記のバンド達に比べ、MUDVAYNEを比較的よく聴いていたのはそういった理由があったのかもしれない。
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by final-resistance | 2010-01-19 02:03 | Comments(0)

一生一緒にデスメタル。


by final-resistance
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