<   2015年 09月 ( 1 )   > この月の画像一覧

No title

以前はあんなにあった面白コメントがぱったりと途絶えてしまいました。地味に楽しみにしていた私としては非常につまらなく残念なことであります。これだから夏休み真っ盛りで2ch見始めたばっかのケツの青いガキは困る。

もう10枚くらい感想雑記が溜まってますが、だから何?

ANAAL NATHRAKH:Eschaton
ANAAL NATHRAKH:Hell is empty,And all the devils are here

d0089277_22224469.jpgd0089277_22224635.jpg

ANAAL NATHRAKHはブラックメタル(+グラインドコア+α)という解釈がなさる方が多いようですが、この二枚を聴いて(そして改めて所持しているバンドの音源も聴き比べて)メインコンポーザーのMick Kenny氏はブラックメタルをやっているという自覚は(少なくともこの時点では)あまり無いんじゃないかと思え始めました。"Eschaton"はまだ初期のMAYHEMよろしくヘドロを被って腐敗した樹木のような香りが濃厚ですが、"Hell is Empty..."は特にそういったデス/グラインドな嗜好が顕著です。イントロに続くオープナーの#2がいきなりグラインドコアですし、というかそもそもShane Emburyがゲストとかじゃなくて本気でベース弾いてるし、BEHEMOTHみたいなデスデスしい曲や極悪デスラッシュみたいな爆走チューンとかそういったブラックメタル特有の邪悪さよりもヘヴィメタル本来の爽快さの強い曲が大半ですし。まさかこのバンドの感想書くのに「爽快」という単語を使うはめになろうとは。そういった意味でも"Hell is Empty..."は驚きとアイディアが詰まった作品ですし、最もリフのヴァリエーションに富んだアルバムであると思います。なんか"Eschaton"が置いてけぼりくらってるレビューですが、それくらい"Hell is Empty..."が面白いアルバムだなと思ったので仕方がありません。

スタートラインや自身がリスペクトしているモノこそブラックメタルですが、「Kenny氏がとにかく自分が格好いいと思ったメタルを演る」というコンセプトに根付いたすごく雑食性の強いバンドなのではないでしょうか。ヘヴィメタルレジェンド大国イギリス出身だけあってそれを作り上げる手腕は、"Domine Non Es Dignus"と"Passion"以外のフル音源を全て買ってしまったふぁじーには、最早疑う余地がありません。


[PR]

by final-resistance | 2015-09-16 22:13 | Comments(0)