No title

執筆意欲にムカ着火ファイアーした。この書式は楽でいいわ、へへへ。

FALLUJAH:The Flesh Prevail
d0089277_2026301.jpgさてさて去年リリースされたミニアルバム"Nomadic"があまりにも素晴らしすぎて脱した糞が土へと還りその土に草が萌し花を咲かせ種を付け虫を呼び果実を付け……と終わる命と新たな命が巡り育む輪廻転生の様を魅せつけてくれた、今年リリースで今のところ一番期待度が高かったバンドの新作が文字通り満を持して放つ2ndフル。


あ     あ 良     いな あ


魂が洗われます。霊験です。チャクラが開きっぱなしです。底も水面もどこまでも見えない海をひたすら沈んでいく感覚。こんなデスメタルはCYNICくらいしか聴いたことがない。

只々ありがとう。森羅万象にありがとう。全身全霊でありがとう。


SEPTIC FLESH:Titan
d0089277_20263170.jpg直球すぎるアルバムタイトルや"War in Heaven"、"Prometheus"といった曲名からわかるように地元ギリシャの伝説や神話、そこから産まれた人間の非可逆的変性なんかをモチーフにしたアルバム。はいウソつきました。適当ですそんなもの。

いやぁ凄い凄い。前作"The Great Mass"もそれはそれはもう凄かったけど、今作は更に上を行くとんでもない凄さに度肝抜かれっぱなし。ガイアとウラヌスから産まれた偉大なる原初の神々くらいハンパ無いスケールアップして我々矮小な民の前に鎮座なすっておる。

全て聴き通してサウンド以外で強く残ったのは「金かかっておるなぁ」という印象。プロダクション、生オケ、ブックレットの気合い入りすぎなイラスト、全てが超絶一級。曲だのリズムだのメロディだのではなく「凄い」以外の感想が出てこないのもこのバンドの相変わらずな特徴だが、その「凄さ」をお腹いっぱい堪能できるから別にこれはこれで全く問題ないふぁじーなのであった。


CARNIFEX:Die without Hope
d0089277_20263158.jpg初めて聴くバンドである。デスコアっぽいブルータルデスメタルで、どうやら2005年デビューのそこそこなベテランらしい。バンド名はラテン語の"死刑執行人"を意味するようだ。初めてCDを買うバンドは大抵いろいろ調べてから聴く。そうすることで固定観念が生まれちゃうんだよ。ダメだなぁ…。

根っこにあるのは、こう言っちゃなんだが高品質なのが当然というか前提なこの業界では最早何でもないブルデス。デスメタルにシンフォニックな味付けをするバンドは別に彼らに始まったことじゃないが、合間に薄っすらとキーボードの音色が響いてくるのが特徴といえば特徴か。#2"Dark Days"なんてモロにABIGAIL WILLIAMS某かだし、最後の曲はやりすぎてメロデスみたいになっちゃってるし(どうでもいいけどこの曲が一番好きだ)。

そういえばFLESHGOD APOCALYPSEもそういう路線に変化したし、そのABIGAIL WILLIAMSだって一時期はガチのシンフォブラックだった。次に紹介するTHE ARCANE ORDERも半分シンフォブラックみたいなもんである。デスメタル界にはびこる新たなブーム、シンフォニック。デスメタル流行語大賞はコレで決まり。


THE COLD EXISTENCE:Sombre Gates
d0089277_20263271.jpgこれも初めて聴くバンド。2009年にこの2ndアルバムをリリースしてから…解散、なのか?情報が途絶えて音沙汰ナッシング。

スイッチポチーワイ「…あれーおっかしいなwwwてっきりメロデスだと思ってたのにwwwwメロブラじゃねーかwwwww」と思いっきり面食らいました。おかしいなー確かメロデスだったと思ったんだけどなーどこで記憶が食い違ってるんだろうなーと思って1stアルバムを試聴してみたらそれがメロデスだったというオチ。いやまぁこのアルバムにだってメロデスの要素はあるが、比較にならないほどドラミングのブルータリティとスピード及びリフ構成のトレモロ比率がこんもりと上がったお陰で世間一般でいうメロデスとはイメージがかけ離れている気がする。一部の曲は最早DARK FUNERALか何か。

後もんのすごくどうでもいいけどイントロ除いた最初の三曲のランタイムがそれぞれ4:21、4:11、4:21だったので何故か笑ってしまった。全部で14曲も入ってるからお得感もたっぷり。


THE ARCANE ORDER:Promo 2014
d0089277_20263746.jpg何気なくバンド名をググってみたらなんとプロモが出ていた。2曲入りで300円だ。それを見た瞬間マウスを握った俺の左手の動きは光の速度を超えていた。そういえば新曲作ってレーベル探すよ!っていう記事をfacebookで見てそんな記事をアップしたような気がしないでもない。Metal BladeかCentury MediaかNuclear Blastあくしろよ。

#1"Aphelion"は前作収録"Eruptions of Red"を思い起こさせるシンフォブラック風味な激烈デスラッシュ。

#2"The Constant Throne"は前作収録"Unleash The Tyrant"を思い起こさせるシンフォブラック風味な激烈デスラッシュ。

…新作は前回と全く変化のない同路線となりそうです。安心して財布の紐を緩めましょう。

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by final-resistance | 2014-09-29 20:36 | Comments(0)

No title

前回の記事で結構日常ネタ使い切ったのでさっさと本来の目的を果たそう。あ、CDは収入が元に戻るまで自重します。レビューためこんどいてよかった。




と思ったけど、9月の3枚が手に入っちゃった今更3ヶ月近く前に買ったCDレビューすんのもかったるいんで簡単に済ませちゃいますねー。

VILDHJARTA:Thousands Of Evils
d0089277_384543.jpg前作"Måsstaden"から2年ほどの間を空けてリリースされたミニアルバム。といっても全8曲25分とかなりボリュームがある。現物が売ってなかったのでAmazonから600円でデジタルダウンロード。タバコとコーヒーを1日分我慢すれば買える素敵な金額ですぞ、お父さん!

いやはや相変わらずの難解さ。気難しくて頭が硬く融通の効かない頑固な職人を思わせる弱火でじっくり芯までしっかり火を通した一見さんお断りの曲作りだが、それがいい。剥き出された脊椎に真綿を巻きつけてじわじわ締め付けるカバラ主義魔術結社流Djent音楽ここに極まれり。

このバンドを聴き続けている人は安心して買うべきであるし、あまり全うではない歪んだメタルを聴きたい人にも全力でオススメ。別に評価に繋がったりはしないが、今回はデモ音源"Omnislash"から久しぶりのクリーンボイスも投入されている。


IN-QUEST:The Odyssey of Eternity
d0089277_391528.jpgこのアルバムで前作で顕著だったMESHUGGAH化(ではなくMESHUGGAHを模倣したDjent化)が一気に進んでバンドサウンドの殆どを占めてしまった。つまりはパクリのパクリである。

当たり前だがバンドの格好良さは決してそんなところにはない。前作"Made out of Negative Matter"をマイベストの一角とするまで評価したのはそれがただの他バンドの模倣なのではなく、鍛えられたボクサーの鉛ような重さのあるパンチ一撃を彷彿とさせるド太いリズムとIN-QUEST流のオリジナルなフックの付け方があったからだ。

まさかこのバンドに対してこんな一言を放つ日が来るとは思わなかったが言わせてもらおう。MESHUGGAHかさもなくば他のDjentでも聴いていた方がはるかにマシ。正直この変化は予想していないわけではなかったが、せめてもう少し彼らなりの工夫を凝らすべきだった。VILDHJARTAを見習ってほしいものである。


GOD DETHRONED:Under the Sign of the Iron Cross
d0089277_39291.jpg前作から急激にドイツ帝国バンザーイ!プロイセンバンザーイ!な方向に全力で歩み寄ってMARDUK化が顕著になったオランダの20年選手。ちょこっと調べててビックリしたんですが解散済みだそうです(2015年に小規模ライブを行う程度に復活予定?)。

そのMARDUKにも負けない、一歩も退かない、凄まじい突進力、破壊力、疾走力。爆撃機の飛翔するが如き耳を劈く爆音と轟音。再生スイッチを押した瞬間から自身の周囲数kmが四方八方から銃弾と砲弾と怒号の飛び交う1914のフロントラインと化す。その最中に突如として切り込む敢えて平坦なクリーン歌唱とトレモロリフが更なる哀愁と無慈悲さを醸し出す。

聴き終えた後は軍服一式と鉄十字勲章とマキシム重機関銃を買いにミリタリーショップへ走りに行きたくなること間違いなし。お巡りさんに出会ったら右手を高らかに上げてジークハイル!


EDENShADE:Stendhal got that close
d0089277_14293713.jpgEDNSHADEは剣と魔法のファンタジー世界を舞台とした多人数参加型ネットワークRPG…ではなくて、イタリアを代表するかどうかは知らない脱力系ボーカルが魅力なオルタナティックモダンプログレ。2011年にリリースされていたのをチェック不足で全く知らなくて。イタリアってプログレメタルの隠れたメッカだという噂があるんですが、どうなんですか。

オルタナロック的な重たく粘っこい音作りとそれを重点的に聴かせるノリのリフが増えたせいか、軽やかに舞い忍ぶような美しさが一気に減退した気がする。あとデス声がほとんど綺麗さっぱり消え失せてしまって、どっしり構える安心感も足りないといいますか。割りと好きだった前作と比べるとどうにも見劣りする。

そして相変わらずこのボーカルが、その、なんといいますか。彼がバンドコンポーズの全権を握っている間はこの点は変わらないだろうし、かといって彼がいないとバンドが成り立たないというジレンマ。このバンドは俺の中では一生二流で終わるでしょう。


DEFLESHED:Reclaim the beat
d0089277_1429371.jpgアルバム聴き終えた瞬間思わず叫んでしまった。

もんげー退屈ずら!!

なんだこのドラムの速さと勢いだけでごまかそうとして、裏で淡々と弾いているだけのリフは!全ッッッッッッッッく面白くない!どうしちゃったんだLars Löfven…こんなサボリ癖のあるギタリストじゃなかったはずなのに。このアルバムのせいでなんとなく「しばらくメタルはおあずけだな」と自制が働いてしまった可能性が無きにしもあらず。

ジャンル内じゃ神格化されたバンドの解散直前のラストアルバムだからか世間じゃやけに高評価だが、こんなものにごまかされてはいけないぞ諸君。これを買うくらいなら"Under the Blade"から追っていこう。


IMPIOUS:The killer
d0089277_14293866.jpgこのバンドがブレイクしたのは多分次作”Hellucinate”からだと思うんだが、未だにライブでも大人気な"Burn the Cross"とか"Dead Eyes Open"とか"The Deathsquad"とかその他にもバンドの特性が最大限活かされる速い曲が目白押しな逸品。

あまりに単純かつ直球な内容なのは後述するAUSTRIAN DEATH MACHINEと同じで、語ることはあまり多くないがこういうのを隠れた名盤というのではなかろうか。

でも何ぁ~~~故かあまりリピートしなかったんだよなぁ。"Hellucinate"ほどブッチ切れてないのと"Wicked Saints"みたいな超級必殺一撃拳みたいな一曲が無いからなのか。印象というか、インパクトというか、そういうのって大事よね。


AUSTRIAN DEATH MACHINE:Triple brutal
d0089277_14293846.jpg奥さん謀殺珍騒動で逮捕されてバンド解体まで追い込んだAS I LAY DYINGのTim Lambesisがお友達を引き連れて殴り込みをかける文字通り3枚目のオーストリアンデスパンチのおかわりブルータル三杯目!

英語版wikipediaのメンバー紹介がふざけすぎにも程があるプロジェクトですが(Mainの4人がTim以外某州知事の声真似役ってなんやねん)中身はメチャクソに格好いいです。ゲスト参加してるメンバーもすごいすごい。Sumerian Recordsの社長がVo担当と書かれてクスリとも来ない奴は厳しく糾弾してやる(書いていくのは面倒くさいのでやっぱりwikipediaでも見て下さい)。

俺、何故か昔からスラッシュメタルって全然好きじゃないんだけど、その理由がこのアルバムでようやくわかった。デス声が無いからだわ。

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by final-resistance | 2014-09-28 16:00 | Comments(0)

蒼凜のペンデュラム by 長谷川明子

結局煽るだけ煽っといて何もしないクソ月でした。今月いっぱい買うから許して。何を?人生を!

ではリハビリレビュー第一弾をどうぞです。

長谷川明子:蒼凜のペンデュラム
d0089277_216448.jpgいきなり血迷ったか。初っ端から何を。ついに手を出してしまったか。進んではいけない方向に進んでしまった。あのふぁじーがとうとう…いやでも存外でもない。読者の皆さんはそういった感想を抱かれることだろうと思う。私もその覚悟で筆を進めているし、今これを聴いている。

しかし待って欲しい。落ち着いて私の言い訳を聞いて欲しい。私はこの数日前にXbox用のSTG"バレット・ソウル"のサントラを購入している。

まだわけがわからないとおっしゃる諸兄にこれは一体どういうことなのかという説明をするならば、それより更に以前にSaGaシリーズのアレンジサウンドトラック"Re:Birth"を2つとも購入している。



おわかり頂けただろうか。この3枚のCD全てにかの伊藤賢治氏が関わっているという共通点を。



正直に告白しますとですね。メタルなんてもう1ヶ月はろくに聴いておりませんでした。収入の無い状態でばかすかCDを買うのも気が引けるので控えていたおかげで、物量に比例するようにふぁじーのメタルに対する情熱とモチベーションもダダ下がりしていったのである(無論復帰した今月からは内容盛り沢山でお送りする予定であります)。

でもやっぱり音楽なんて多少は摂取してないと栄養失調で死ぬので、つべでゲームミュージックを漁って聴いておりましたところ、やっぱりイトケン大好きな俺はそういうのばっかり集めて聴いたりしてました。その流れで見付けたのがこの顔も名前も知らない声優さんの曲。氏が参加しているとわかるとすぐに探してポチりました。15円で。なんだかこの業界の侘しさといいますか、雰囲気といいますか、闇といいますか、そんなものを垣間見たような気がします。



でまぁ、曲の方なんですが、当たり前ですけど声抜きカラオケバージョンの方が好きですね。今更氏の曲について説明なんてしません。と言うかバレットソウルのサントラには元曲とスーファミバージョン、更にファミコンアレンジバージョンが既に収録されているので、声無しバージョンがが聴きたくて買っただけです。歌声自体はコーラスでちょっぴり入ってるのがちょっと残念なんですが、そこはもう目を瞑るしかない。

最後に、俺は本来この様なジャンルには幼児の陰毛一本ほどの興味も無いし、メタルへの情熱も忘れたわけではないということを、己の名誉のために付け加えておきます。
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by final-resistance | 2014-09-02 21:29 | Comments(0)