Gods Amongst Insects by THE MONOLITH DEATHCULT

THE MONOLITH DEATHCULT:Tetragrammaton
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某大魔人にそっくりなジャケのアルバムでブルデスマニアどころか特撮マニアをも脱糞歓喜させたと各所で話題になった、既にアヴァンギャルドに片足突っ込み始めているオランダのブルータルオポンチ暗黒大魔王デスメタルの最新作。3枚めであってるかな。

この作品を含めてアルバムの前評判はいろんなところで目にしていたが、いやいやその噂に違わぬバケモノクラスなスケールのデカさときたら!とにかく一曲一曲が一口食べてお腹いっぱいな脂身たっぷりピータールーガーの残飯ステーキ1700g並みに濃厚だわ、その一曲がほとんど10分近くなっとるわ、そのせいで収録時間が1時間超えとるわでマジキチっぷりに輪をかけるようなことになってまして、確かに聴き疲れてローテはまだ4回くらいなんですけどそれでも聴いちゃう。満腹中枢破壊し尽くされても聴きたくなっちゃう。ジャケ内のメンバー写真とネーミングセンスもまた有り得なさすぎる有り得なさで胡散臭さも大爆発。

で、今またちょっと調べてみたら2011年にリリースされた"Support Japan!Hard'n Heavty"という震災チャリティーコンピアルバムにあろうことか曲を提供しているらしくて「お前らみたいなの聴いてたら復興どころか大災害起きるわ!」と追い返したいところなんですけど、どうもありがとうございます。おかげで元気です。僕は。

NILEにモビエンにBEHEMOTH、インダストリアルもエピックもエスニックもシンフォもアヴァンギャルドも飲み込んでゲロ吐いてまた飲み込んで収拾つかずのままどっ散らかっゲロの海でのた打ち回るキチガイブルータルアヴァンブルデスに思わず誰もがAll Slain Those Who Bring Down Our Highly Respected Symbols To The Lower Status Of The Barren Earth!!! 20割ふざけて書いてるけど今年のベスト8は間違いないんじゃないですかね。


IN-QUEST:The Comatose Quandaries
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"Made out of Negative Matter"でふぁじーの心をがっしり鷲掴み、"Epileptic"ですっかりハートブレイクされて一生ついていきますバンドNo.17に見事殿堂入りを果たしたおいしいテクニカル/ブルータルでスラッシュなベルギーデスワッフル、ちょうどその二作の間にあたる"Made out~"よりも5年も前ににリリースされた2005年の4枚目だか5枚目だかのフルレンス。今チラっとめたらむ見てきましたけど、前身バンド含めて活動暦1987年からでこのリリースペースって逆にすげえな。

で、どうやらこのアルバムはバンドサウンドスタイルの転換期と言うべき作品に当たるようです。ファンの俺が言うんだから間違いない。

直行直結直情デスラッシュ的突撃感があった前作からストレートさがほどよく抜け落ちたところに、真性のデスっぽい重々しいグルーヴとテクデスらしい一筋縄不可避の展開が直腸生注入されて更なるムキムキビルドアップが計られている。

……のはいいんだが、ちょーっと冗長かな。世界観の表現に一役買わせたかったのか時々SEが生挿入されるのもまた、うん、爽快な感じが途切れちゃうといいますか。荒廃的な雰囲気は確かにしっかり出てますけど。しかしまぁイカしたリフとタフガイなリズムのスーパー18連コンボはいつも通りガッチリ尻穴にキマってて格好いいのは相変わらずなんで、余計な雰囲気なんぞいらねえクソっていうガチホモアニキ勢でも同じようにお楽しみいただけると存じます。

それにしてもこういう複雑な曲のタイトルを持ってくる思考ってどっから沸いてくるんでしょうね。"オーディオトキシック・バイナリーズ"とか"システマティック・アルヒセミック・ヘイト"とか、ついついうっかりソチオリンピックの日本勢の応援時にでも叫びたくなっちゃいます。

GORGUTS:Colored Sands
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年明け初メタルレビューで早々にしてとんでもないモン買っちまいました感がハンパねえ。変態極めすぎてもう何かデスメタルじゃなくて違うモノになっちゃったデスメタルバンドの1つであり、最早伝説上の存在と言われ続けてきたがこの度前作"From Wisdom to Hate"から実に12年振りにリリースされた最新作。

マニアの間じゃ有名すぎて知らない奴は鼻で笑われる"Obscura"は俺も欲しいんですけどどうやら廃盤らしくてアマで中古が1万円とかしやがります。って今Itunes見たらデータだけで普通に15$で売っててものすげー悩む。現物がほしいよう。再発してよう。



音なんですがこれまた、もう…。



最近つぶさによそ様のブログをウォッチしてますと去年辺りからこういうヂューミーなデスメタル、所謂暗黒微笑系デスメタルブームというものがにわかに熱を帯びている来ているようです。古くはIMMOLATIONやINCANTATION、最近だとULCERATEやPORTAL、ブラックメタルだけどDEATHSPELL OMEGA、あとはSVART CROWNなんかですか?そういったバンドの影響をだいぶひっかぶせられているのか、まぁそういった仕上がりになっております。この道のパイオニアでもさすがに10年以上ブランクがあると昔とやる事は変わりますね。

だからっつってそこは仮にもレジェンドクラスのSSエピックレアバンド、そいつらの真似事なんかで済む訳がねえ!

同郷の神々のブラックメタル筆頭格であるKRALLICEのBassistと、Drumには何と鉄人ロングストレス大先生をお迎えになられ、"Obscura"での弦が伸びきった状態で弾いてるんじゃねえのっていうくらいびよんびよんばいんばいんアホみたいなリフ(すいませんこういう言葉しか思いつきません)と、どう考えてもフィーリングだけで叩いてそうなドラムが上記のバンドの要素を取り入れて大幅に今風に変化。外側は幾分カッチリサックリ、しかし中はどろりぐちゃりと濃厚な粘液じみた奇怪なヘドロを垂れ溢すが如く気ッ色悪い音使いが一時間たっぷりかけて耳を侵食していく。ブラックメタルっぽい邪悪なトレモロリフもほどよく丁寧に貢献しているし、Seasons of Mistからのリリースってこともつまりはそういうことなんでしょうね。

ちなみにどうやらバンド創設者にして唯一のオリジナルメンバーのLuc Lemayがチベット旅行で得たインスピレーションが大きく取り入れられているようで。ブックレット内の不安を掻き立てるモノクロームなイラストもそうですし、"The Battle Of Chamdo"なんていう(気になった人はこちらをどうぞ)わざわざブックレット裏に個人名までしっかり載せて5人の弦楽器奏者をゲストに招いて作らせたそのまんまな曲名のインストまであります。こういう細かいところの仕上げが12年間じっくりことこと煮込まれた職人魂を感じさせますね。
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by final-resistance | 2014-02-20 11:47 | Comments(0)

Socioneural Geneticism by IN-QUEST

年末年明けのまとめレビューが終わるとどこのブログも更新放置してやがりますねえ。クッソつまんねえ、ブログナメてんじゃねえぞ。俺もです。ゲームたのしい。フェアリーフェンサーたのしい。

でまぁ、お詫びといっちゃなんですけどもね。ケツからひりだしたブツでも投げつけて差し上げたいところですけど我慢してですね。ブログ史上初の試みを見せてあげましょうかと思いましてですね。テクノ/アンビエント/エレクトロニカなアルバムのレビューでもいかがですか。いいですか、もう一度言いますよ。おい笑ってんじゃねーぞそこ。

ROBERT MILES:Dreamland
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なぜになにゆえいかにしてこのような場違いにもほどがあるブツが俺様の手元にありおりはべりいまそがっていますのかと言いますとですね。うしうし牧場のノイズ混じりなきったねえラジオから、目と鼻と耳からいっぺんに涙が噴き上がるような今までに聴いた事もない美しいピアノとアコースティックギターによるセンズリオナニーじゃないや旋律が流れて参りまして、常日頃荒んだ音楽ばかり聴いてきたふぁじーの心を深く深く癒したのでありました。

聞き取れないにもほどがある肥溜めラジオから何とか聞き取れたのは、聞き慣れないにも程がある名前とオランダという出身国だけ。この二つだけを手がかりにゆーつべとネットの検索パワー力をフルに駆使してたどり着いたのがRobert Milesの名前。当たり前だけどこの時初めてこのテクノおじさんの存在を知りました。

結構凄い人なんでしょうか、何せ何もかもが初めて体験するジャンルですから全然わかりません。このアルバムに収録されてる"Fable"と"Children"という曲が有名だそう。


今聴きながら書いてますけど、いやぁでもこれマジでたまんねえわほんとwwww


俺実を言うとピアノの音っていうの結構心に響くんですよね。ピアノだけ入ったCDとか持ってますかと聞かれたらそんなモンあるわけねーじゃん氏ねやクソってツバ吹いて顔面ブラストビートしてやるんですけど、とにかく好きなんですよ。
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by final-resistance | 2014-02-10 20:46 | Comments(0)